こんばんは。
日中にPt.Alfredお師匠からの「パンツのディティール、ここどう思う?」というような流れで裾の仕上げに話が及びまして。
DeweyでPt.Alfredのチノをお買い上げいただいた際の裾直し方法があります。「ボクはUNITの時から継続でDeweyでもこんな感じをお勧めしてるのですが、そうすると殆どの皆様がそうしてとおっしゃいます。」と話すと、お師匠から了諾を得ました。たまにブログでもお話ししてたのですが、仕切り直しでご紹介します。
何何??とお思いかもしれませんが、ただの邪道です笑。一応アメトラの流れを汲むカジュアルの提案を標榜しておりますので、コレをお見せすると各所からお叱りを受ける気もしなくもないのですが、、、まあボクも50前の立派なおっさんなので良いでしょう笑。

はい。ただの三つ巻きのタタキです。しかしながらポイントがありまして、、幅が4or4.5cmです。

綺麗に折ると(プレスするとさらに良し)、あら不思議ダブルになりました。
これだけです、、、笑。
とは言えこれね、この着地が目標ではないのです。ウールのスーツやスラックスならば、バッチリ仕上げるのが絶対的によろしいと思います。実際ボクもPt.Alfredのフラノスーツはきっちりダブル。しかしながらチノやコットン系のスラックスはそうしない方がいろんなはき方がしやすいと思います。
なぜかと言いますと、

冬にブーツ履く時・夏にくるぶしをガバッと出してスリッポンを履きたい時、もう1こ2こロールアップしたくなる。そんな時に正統ダブル仕上げだと裏のまつり縫いが邪魔をする。タタキで上げておくと普通にロールアップ、偽ダブル時でも遜色なく綺麗にはけます。
ということで、本日命名「Dewey仕上げ。」
今後これをご希望の場合は”Dewey仕上げで!”とつゆだくを頼むようにお伝えくださいませ笑。
いや、そんな小手先の技は要らん!!!という方はもちろんダブルでもシングルでもお申し付けくださいませ。
本日はこの辺で。